股関節の痛み。ヨガで緩和してみましょう

30代、40代以降になると股関節が痛いという方の声が多く見受けられます。
生活習慣や普段の姿勢など、さまざまな原因があると思います。
でも股関節ってどこかわかりますか?
股関節とは?

股関節ってどこ?って聞くと、ほぼ前腿の付け根だと答える方が多いですが、股関節は骨盤のくぼみに大腿骨(太腿の骨)がはまってる関節のことです。
ですので、太腿一周のことで、お尻の付け根や内腿の付け根も股関節です。
球関節なので、肩関節と同じような構成であるが、肩関節よりも動きが制限されます。
股関節の痛み

股関節が痛いと言うのは、股関節周りの筋肉の硬さや、弱さによってリンパの流れが悪くなったり、筋肉が引っ張られていたりなど、さまざまな原因があるので、股関節周りの筋肉といっても30個以上の筋肉が繋がっています。
仰向けになり、足を太腿の周りから円を描くように動かして、動きの悪い箇所だったり、コリコリ音が鳴ったりするところは硬いか弱い可能性があります。
股関節が硬いと肩こりや、腰痛にもなりやすいので日頃からほぐしたり、動かしたりしておくと症状は出にくくなると思います。
股関節の動作

屈曲 125°〜130°
伸展 15°
外転 40°〜45°
内転 22°
外旋 45°
内旋 45°
特にヨギー、ヨギーニは最低これ以上の可動域は欲しいですね。
ヒップオープニングとは
ヒップオープニングはお尻の事ではなく、股関節を開くと言う意味です。
特に女性は股関節が内旋している内股の方が多いので、リンパの流れが悪くなったり、膝が痛くなったり、腰痛の原因など色んな影響を及ばします。
逆に男性はガニ股になって骨盤が後傾して、腰が丸まることで腰痛や膝の痛みに繋がったり…など原因はさまざまです。
骨盤の位置はとても重要となります。
痛みのケース①
右の鼠蹊部(コマネチのところ)がずっと痛い。

30代後半女性からご質問を受けました。
痛みのスポットを触ってみるとシコリみたいなものがあり、股関節に詰まりがあるみたいでした。
そこを押さえると痛いようで恐らくリンパが詰まってるからだと思い、毎日お風呂でほぐしてください。
テレビを見ながら刺すったりとかでも良いですとお答えしたところ、痛みが無くなったみたいでした。
股関節がすごく硬い方ではないのですが、臀筋が弱く、デスクワークが多いので、立ち仕事よりは下半身が弱くなったり負担はかかりやすくなっていたのかもしれません。
痛みのケース②
右股関節の筋が痛いし、腰の両サイドも痛い。

40代の女性で最近ジムに通い出して、急な運動でなのかわかりませんが、恐らく慣れていない動きで、動かすべき筋肉が使うことが出来ずに、得意な筋肉を動かしてしまうことでの代償動作の可能性があります。
私と同じとても柔軟性の高い方なので、筋肉を使って動かさなくても動かすことが出来るので、関節も痛めやすくなってしまいます。
頻繁にストレッチや関節を動かしているとのことですが、 ストレッチよりも筋トレをお勧めしました。
腸腰筋が弱いのと、腰方型筋が硬かったので、もしかすると股関節に影響が及んだのかもしれません。
痛みのケース③
ずっと腰痛が続いている。

40代の男性で仕事上、重いものを持ち上げたり、運んだりする事で、腰に負担がかかっているのは確かだと思います。
腰を傷めないように毎日腹筋はしてるし、趣味でキックボクシングをしているそうです。
運動不足ではないと思うのですが、背筋をしてもらうと全然上がりませんでした。
腹筋ばかりを鍛えてるので、背筋とのバランスが取れないのかもしれません。
もう1つはどのように荷物を持ち上げてるかをやってもらうと腰が丸まっていたので、お尻をプリっと出して(骨盤前傾)、膝を曲げスクワットのような姿勢に変えること。
一度、腹筋より背筋を鍛えてみてくださいと、動きの練習もお伝えして毎日やってみると、治ったとの事でした。
しかも前屈が全く床に付かなかったが、膝を曲げなくても指が床に付くようになったんだよ、と喜ばれてました。
皆さま、継続は力なりですね。

今日のポーズは、座位の開脚、ウパヴィシュタコーナアーサナBです。
最初はナヴァアーサナ、船のポーズから練習してみましょう。
いつもの通り手は添えているだけで、腰が丸くならない角度で挑戦してみましょう。
股関節に大腿骨頭を差し込むことで、スペースができる感覚を観察してみてください。
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